印鑑登録の流れ

役所印鑑登録は、住所が登録されている市区町村の役所でおこないます。書類が用意されていますので、必要事項を記入して窓口で申請すればおしまいです。もちろん、登録する印鑑を持っていかなければいけませんし、はっきりとわかるように捺印する必要もあります。身分証明書の有効期限が切れていたりすると印鑑登録ができないため、事前にチェックしておくといいでしょう。

印鑑登録にかかる時間は、そこまで長くありません。役所のシステムや込み具合によっても違いがありますが、10分程度と考えておけば間違いないでしょう。登録が住めば印鑑登録カードが発行されます。これを使って印鑑証明を交付してもらうように申請するのが重要です。

印鑑証明書は、必要な枚数だけ申請しますが、1枚につき発行手数料がかかっていきます。印鑑登録カードにさまざまな情報が登録されていますので、身分証明書の提示は必要ありません。時間もわずかなもので発行されますが、登録時に必要な時には同時に発行してもらうのもいいでしょう。

あまり時間のかかる作業ではありませんが、どうしても集中する時期があります。特に春先には、多くの人が登録にくる場合があるため、待ちたくない人はこの時期を避けるといいでしょう。

身分証明書

印鑑登録の仕方として重要なのが実印の用意です。三文判やシャチハタといったものは、どこでも原則登録ができません。機械彫りのものは登録させないとしている場合もありますので、事前に調べておく必要があります。基本としては、唯一性が保たれていなければ悪用される危険性が高まるため手彫りや手仕上の印鑑を用意するのが大切です。もちろん、変形してしまうことがあるゴム印も登録できません。

身分証自分の印影であることを登録する作業になってくるため、自分の身分を証明できなければいけないでしょう。必要となってくるのは、写真付きの身分証明書です。運転免許証やパスポート、写真付きの住民基本台帳カードなどは、利用が簡単な身分証明書といえます。外国人登録証も利用できる身分証明書です。注意しなければいけないのが、健康保険証でしょう。確かに自分のものではあるかもしれませんが、現在は顔写真がなければ利用ができないと考えて間違いありません。

現在最も便利なのは、住民基本台帳カードです。登録も簡単になるのがポイントですが、いざ印鑑証明書を取得しようと思ったときでも、コンビニエンスストアで発行できるからです。あとのことを考えても便利な方法といえるでしょう。

三文判やゴム印の問題

そもそも印鑑登録とは何かといえば、自分の印鑑の持っている印影を公的に登録することによって自分のものであると証明できるようにすることです。つまり、印鑑本体である印章が登録されるわけではありません。印面に朱肉をつけて押したものが登録されるのが重要なポイントです。この登録をおこなっていくのが、自分が住んでおり住所を登録している市区町村になります。登録する場所も、公的な役場になってくるのは、こうした意味があるところを理解しておかなければいけません。

シャチハタ印影を登録することに意味があり、印象本体は登録とは全く関係がありません。ですが、三文判やシャチハタのようなものは原則登録ができないことを理解しておかなければ、いざ登録しに行くと拒否される可能性が出てきます。理由は印影が自分のものであると証明できるかどうかにかかっているからです。

三文判は、大量生産されるものであり、自分と同じものが大量にあります。シャチハタは一般的に浸透ゴムを使ったもので、大量生産できるだけではなく、力の入れ方でゆがんでしまい、常に同じ印影を残せない問題があるため、拒否されると考えるといいでしょう。登録したいのに、こうしたものを持っていけば、それだけで時間を無駄にしてしまいますので、よく覚えておくべき準備事項です。

印鑑登録の場面

人生の中で、大きな取引になる場面はいろいろとあります。人生の中でも大きな節目になる場合が多く、簡単に済ませられるものではありません。大きなお金や資産が動く瞬間でもあり、自分自身が認めたことを証明する必要も出てきます。そこで使われるのが、実印であり、印鑑証明書になってくるでしょう。自動車や不動産の売買、公正証書の作成といった場面で必ず必要になってきます。どのケースを見てもわかりますが、大変重要な意味を持っていることは間違いありません。

印鑑証明印鑑証明書は、大きな意味を持っているため、さまざまなリスクも存在します。確実に取得するだけではなく、トラブルにならないようにしていく必要もあるでしょう。登録の仕方は難しくありませんが、その流れも知っておけば、いざというときに焦らないでも済みますし、安全に管理もできるようになっていきます。本人確認には重要な意味を持ってくる実印を扱う以上、だれもが知識を持っていなければいけないものだからです。

重要性を知るとともに、印鑑を作るところから考えておかなければいけないこともあります。実際に登録するとなれば、どれぐらいの時間と手間がかかるかも知っておくと失敗はないでしょう。実際に実印を持っていないことも珍しい話しではありません。なければ悪用される危険性もないのですから、これもひとつの対策だからです。ですが、どうしても必要になるときがあります。その時に参考にしていただければ幸いです。